サスティナブル美人の幸せレシピ

10歳下の夫を持つオーガニック好きな30代主婦の沙澄美(さすみ)、サスティナブルな暮らしの工夫や夫婦エピソードなど発信しています。

ロシアのサスティナブルな買い物

私は、5年前までロシアに留学していました。留学前に2年間、ロシア語を日本で習っていたので、ほーんの少し(笑)だけ話せていました。帰国後は、ロシア語を使う機会がめっきり減ったので、だいぶ忘れてしまっています^^;

f:id:t_nadezhda:20210528002109j:image

せっかく高いお金をかけて習ってきたのに、ずっと使わないともったいないと思い、最近、ロシア語の勉強を再開しました。10月にロシア語検定試験があるので、チャレンジしてみようと思います。

 

ロシアに留学していた時の写真を色々眺めていたら、「あっ!」と思い出すことがありました。ホームステイでお世話になったロシア人のパパが牛乳を買いに行っていたことです。日本では、牛乳を買う時は大体、スーパーや宅配で紙パックに入れられている状態で手に入れますよね。ロシアでもスーパーに紙パックで売られています。

ホームステイのパパは、スーパーの牛乳よりも酪農家から直売で買える牛乳の方が好きなので、毎週決まった曜日に家の近くで、牛乳の大きなタンクを乗せた集乳車のところに並んで買っていました。

こちらの画像は、YouTubeでロシアのニュースから拾ったものですが、パパが牛乳を買っていた時と全く同じような様子です。
f:id:t_nadezhda:20210527230343p:image
f:id:t_nadezhda:20210527230346p:image

集乳車の人が牛乳を大きなびんに詰めているので、紙パックやペットボトル容器などを使っていません。びんは、全てお客さんが家から持ってきたものです。パパもいつも家から持っていって詰めてもらっていました。3〜5リットル入るくらいの大きいびんだったので、いつも冷蔵庫の中にどーんと置いていました(笑)とにかくデカいです(笑)その買ってきた牛乳を飲んでみたら、牧場の独特な香りが少しするけど、やはり搾りたてなのでとても美味しかったです。このまま冷やせば、ソフトアイスクリームができるんじゃない?って思うほど濃厚でした。

このような、集乳車で牛乳を買う方法は、まさにサスティナブルな買い物ですね。日本では、このような牛乳の売り方はおそらく行われていないと思います。コーヒー豆やお菓子などの量り売りをやっているお店はありますが、牛乳の量り売りは聞いたことがありません。

牛乳イコール紙パックだと思わずに今までの概念を壊して、一人一人が買い物の仕方を変えてくれれば、サスティナブルな買い物がスタンダードになるのではないかと思います。